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24卒の就活対策~学校のプレゼンでの失敗から考えた自己満足で終わらない面接とは?~

24卒の就活対策~学校のプレゼンでの失敗から考えた自己満足で終わらない面接とは?~

あいだ経済学部/3年

#寝ても寝ても眠い#24卒#面接#プレゼン

2022/05/12 UP

こんにちは!4月から新しく職サークルの学生委員会になりました。あいだです!自分自身、就活について不安がありますが、とりあえず今やれることをやろうと、自己分析をしたり、身近な人に就活の相談をしています。また、近々キャリアセンターに行く予定です。今後、そういった自分の体験談や、就活について感じたことなど、コラム投稿していきますので、よろしくお願いします。

さて、私は大学生になってから発表する機会がすごく増えました。

最初は声も小さくたどたどしかったですが、最近は自信をもって発表に挑めるようになってきました。しかし、それでもまだ改善出来ていない部分も多々あります。

発表というのは結局のところ聞き手に伝えるということがとても大事です。 これは、面接にも通ずることではないかと思っています。

発表するにあたって、最初に口ずっぱく教授に言われたことは、何か見ながら話すな!聞き手の方を見ながら話せ!です。
当然ですよね。
そして、もちろん面接ではなにか見ながら話すことは出来ません。

では、内容がよくて何も見ず話せればいいのでしょうか?

大学2年生のころの発表

大学2年生の頃にクラスの中で順番に発表する機会がありました。

私は発表の時は必ず、聞き手に伝えなければいけないことや、発表の時間などを考慮したうえで台本を作ります。この台本を事前に暗記し、発表に挑むのです。

発表当日、自分の番になって私は必死で自分が暗記した文を一語一句間違えないように喋り、満足して席に戻りました。

このように事前に完璧に文章を作っておけば、変なことを口走ったりしないし、言いたいことを端的に聞き手に伝えられると思っていました。
しかし、今ではこれは聞き手に伝えるという意味では正しくなかったのではないかと考えています。
私の発表はただ事前に考えた文をそのまましゃべっているだけなので、感情がこもっていません。また、教授に途中で質問されたとき、パニックになってうまく返答ができませんでした。

すごく聞きやすかった発表

私は人の発表をそんなに真面目に聞くタイプではないので、誰かが発表している時は常に上の空なのですが、ある男の子の発表につい聞き入ってしまったのを覚えています。
彼は、私みたいに機械的に話すのではなく、その場の思いつきで話しているようでした。

常にこちらに語り掛けるように話し、たまに教授と会話をしながら発表を進めていました。

それがすごく聞きやすかったのです。

何が違うのか

彼と私の発表の違いは大きく二つあると考えます。

まず一つ目が自分の発表内容に関する理解力です。私はちゃんと自分の発表の内容を理解していないため、台本通りの発表で、臨機応変に対応することができません。しかし、彼は自分の発表の内容をしっかりと理解しているので、台本なんて作らなくてもその場で適切な発表をすることができたのです。

そして二つ目はコミュニケーション力です。私は失敗したくないという思いが強すぎたせいで、聞き手のことを考えない、自己満足の発表になってしまいました。完全に一方通行で、発表中私の意識には聞き手が存在していませんでした。
聞き手はこの発表が自分に向けて話されていないことに気づくはずです。そのため、私の発表はほとんどの人に伝わっていなかったのではないでしょうか。
一方、彼の発表は常に聞き手が存在していたように感じます。聞き手の私からしたら、この発表は自分に向けて話されていると強く感じ、ついつい耳を傾けてしまうのです。

面接でもいえること

私は、これは面接でも同じことがいえるのではないだろうかと考えました。

皆さんは面接で一方通行になっていませんか?自分の話を伝えようとするあまり、逆に聞き手を意識しない話し方になってしまうのではないでしょうか?

面接官も真剣にやっているので、就活生の話を聞こうとしてくれますが、如何せん頭に話が入ってこない時もあるでしょう。面接では就活生は面接で聞かれるであろうことを予想して、綿密に準備して面接に挑むわけですが、いくら内容がよくても棒読みでは相手に伝わらないように感じます。
また、思いもよらない所から質問が来た時に、私のようにうまく答えられないこともあるんじゃないかと思います。

感情を込める

では、自己満足の面接にならないためにはどうしたらいいのか?

私は感情をこめることが大事だと思います。

感情を込めるためには、まず自分が内容をしっかり理解することが必要です。ただ、丸暗記するのではなく、内容そのものを深く理解することで、相手にうまく伝えることができるのです。

また、前にキャリアの講義で自己PRでは具体的なエピソードをつけるとよいと聞きました。そうすると、説得力が出ますし、自分自身の体験談に基づくので感情をこめやすくなりますよね。

おまけ

私には今年新卒一年目の兄がいます。今回、こんなコラムを書こうと思ってるんだけどどうと聞いてみました。

兄「もちろん棒読みもだめだけど、面接で一番大事なのは笑顔!まじでこれが一番大事!笑顔は喋っているときも絶対くずさないこと!」

……なるほど。

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