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就活の疑問を調べてみた

【面接前必見!!】面接で深掘りされたのは「何をしたか」よりも「なぜしたのか」「どう考えたのか」

【面接前必見!!】面接で深掘りされたのは「何をしたか」よりも「なぜしたのか」「どう考えたのか」

ちー人文社会学部/人間社会学科

#23卒 #文系 #哲学専攻 #介護業界志望 #面接 #ES #自己分析 #急がば回れ #そろそろ髪切りたいです

2022/05/19 UP

こんにちは、23卒学生委員”ちー”です。
今日は、面接を受ける中で大切だと感じたことを共有したいと思います。
面接前の23卒の方、これから就活を始めようと思っている24卒、25卒、26卒の方、みなさんに読んでほしいです!

面接官はあなたがどんな人間なのかを知りたがっている

面接では、面接官から様々なことを聞かれます。
実際に私が聞かれたことがあるのは、以下の通りです。
・どのような理由で業界を絞ったか。
・仕事で生かせる長所は何か。具体的にどのように生かせそうか。
・働く際の大変そうだと思うこと。
・キャリアプラン。
・周囲からどのような人だと言われるか。
・アルバイトで何を頑張ったか。
・なぜその学校に進学したのか(私の場合は、なぜその大学に入学したのか)。
・ストレスを感じるのはどのような時か。その時、どのように対処しているか。
ほかにも聞かれたことは沢山ありますが、上で挙げたものはどの企業でも、選考のどの段階でも(一次面接でも、最終面接でも)似たようなことが聞かれました。

面接は面接官とのコミュニケーションの場なので、一度質問された後に追加で深掘りの質問がされます。
そこで決まって聞かれたのは「なぜあなたは、それをしたのか」「具体的に何を感じているのか」です。

例えばどんなアルバイトをしているか聞かれて、飲食店でアルバイトをしていると答えたとしましょう。
その飲食店で、あなたがどんなことを頑張ったのか、どんなことを工夫したのかを聞かれることは多いと思います。
ただ、その飲食店の一番おすすめの商品など、お店のことについて聞かれることはほとんどないと思います。
このことからも、面接官が知りたいのは「あなた自身がどのような考えや性格をもった人なのか」ということが分かかります。

疑問に思うあれこれ

以上をふまえて、私には疑問に思うことがあります。

■「留学」「リーダー」などの”派手な”経験が必須
確かに、留学や部活・アルバイトなどのリーダー経験は成長や考え方の変化のきっかけとなる大きな出来事です。
しかし必ずしもそのような経験をしなければならないとは思いません。
大切なのはその経験を通じて「何を学んだか」であり、「何となく就活で有利になりそう」だから”派手な”経験をすることはあまり意味がないと思います。
つまり留学は絶対に就活に有利、リーダーだったから選考が必ず通る、ということはないと思います。

■ES/面接の絶対的な正解例
「ESの書き方がわからない」「面接でどのように答えればよいかわからない」
このような時には、ネットで「ESの書き方」「面接の答え方」と検索する人が多いのではないでしょうか?
(私も調べたことがあります。)
確かに構成を参考にしたり、書くイメージをもったりするためにお手本のESを調べる事は必要だと思います。
しかし「これを提出すれば、どんな企業でも絶対に合格するES」というものはないと思います。
また誰かのESをコピーして提出した場合、その後の面接で話す”あなた自身のこと”との一貫性がなくなってしまいます。

■グループディスカッションにおける「リーダーシップ」=「ファシリテーター」
「グループディスカッションではファシリテーターに立候補して、リーダーシップを発揮するぞ!」
「他の人に役職(ファシリテーター・タイムキーパー・書記など)をとられないように、自分からどんどん自己紹介するぞ!!」
このような考えが絶対に間違いだとは思いません。
でも、一旦冷静に考えてみましょう。「リーダーシップ」って何だと思いますか?
私は「リーダーシップ」とはチームがスムーズに活動ができるように動く力のことだと考えます。
例えばグループディスカッションにおける「リーダーシップ」がある人とは、ある時はファシリテーターに、ある時はタイムキーパーに、ある時はアイデアマンに、必要に応じて様々な役割を果たし議論が活発に行えるように動ける人を指すと思います。

とにもかくにも「自分理解」

「自分がどんな人か」を伝えるためには、まず自分自身が自分のことを理解しておく必要があります。
いわゆる「自己分析」です。

はじめにも述べたように、自己分析では「今まで何をしてきたか」に加えて「なぜそれをしたのか」「その時何を考えていたのか」を分析することが大切です。
なぜその選択をしたのか。どのように感じたのか。
「なぜ」を何度も繰り返すことが必要です。

具体的に何をしたらいいの?ということで、「自己分析」についてのおすすめのコラムを紹介します。
★自己分析にも役立つかも?基本的に周りにおびえながら生きています。「私のトリセツ」
21卒”みぐさん”ことカミグチさん流の自己分析。プロフィール帳をつくるような感覚で自己分析をする考え方が載っています。

★自分らしさが分からなくなった人へ。「自己分析」よりも「求められてきたこと分析」
社会人歴20年以上、タシロさん流の自己分析。「自己分析が大切と言われても、自分のことなんてよくわからないよ…」という方におすすめです。

最後に

面接やESはつい「どう合格するか」を考えてしまいがちです。
特に上手くいっていないときこそ、近道をしたくなります。
そんな時こそ、深呼吸。冷静になってみませんか?
就活で大切なことは何なのか。自分が大切にしたいことは何なのか。
「急がば回れ」という言葉にもあるように、時間をかけて自分のことを考えることは実は一番の近道なのかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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