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臨床検査を学んでいたのに、パフに入った話。(2)

臨床検査を学んでいたのに、パフに入った話。(2)

里見 瑛梨奈(サトミン)

#愛媛出身 #愛媛育ちの生粋の伊予っ子 #就職を機にあこがれの東京へ #寝る前のストレッチは3日坊主 #医療技術を学んでいたけれど、あえてパフ #就活 #自己分析 #企業分析 #業界研究 #就職活動 #他己分析 #新卒採用 #職サークル

2020/12/21 UP

みなさん、こんにちは。
去年は自分のお客様と呼べる方が少なく、今年はコロナでお客様先へ訪問する機会が少ないため、「挨拶回り」というものがなんなのか、模索しているサトミンです。

この土日(12月19日、20日)は終日オンラインで行っている職サークルの就活ワークアウト(今後のイベントはこちら)の司会をして基本学生の皆さんと向き合っていました。
今日からはお客様へと気持ちを切り替えて、怒涛の年末を迎えております。
(早く、年賀状を印刷しないと!)

さて、本日は「臨床検査を学んでいたのに、パフに入った話。(2)」をお送りします。

臨床検査を学んでいたのに、パフに入った話。(1)はこちらから。
ちなみに、2年前に学生向けメルマガで配信したコラムをリライトしながら書いています。

―――

大学受験の際、親から県外に行くことを反対され、無理矢理に将来の夢を探して選んだ大学。
無事合格することができたはいいものの・・・。

最終的には自分で願書を書いたとはいえ、もともと目指していたわけではない業界。
「そもそも不本意な入学だ」という意地も手伝って、入学してすぐに、
「病院で働きたくない」「臨床検査技師になりたくない」、
もっと言えば「大学辞めたい」という思いが芽生えてしまいました。

このことを他大学に行った友達や高校時代の信頼できる先生に相談したところ
勧められたのが「3年次編入試験」。
私は早い段階で、受験することを心に決めていました。

とはいえ、2年間は今の大学でやっていかなければならないわけですし、
「2年間しかいない」と思えると、その時間をどうやって充実させようか、
そんな風にも思えてきて学祭実行委員をやってみたりもしました。
小規模の大学なので、学校としてやれることも実行委員の裁量権もたかが知れているのですが、
みんなと何かに取り組むのは楽しく、この時期には「この大学で頑張ってみるのもいいのかな」
と少し思えるくらいには、大学を楽しめていたように思います。
(上から目線で、お恥ずかしいですが正直な気持ちを載せておきます)

それでも、医療系の大学というのはほとんどの授業が必修で、
また、1学部2学科しかないので授業の種類も豊富ではありません。
選択式の授業は
・体育で何のスポーツをやるか
・第二外国語が英語かフランス語か
くらいしかなく、
決められた授業をちゃんと受けなければいけないのは、かなりしんどかったです。

そんな大学生活を過ごしつつも、いよいよ編入試験を受ける2年生の夏がやってきました。
地元の総合大学もあったのですが、せっかくなら県外に出たいので、東京の大学を一つだけ受けました。
・・・が、結果は不合格。

「テストができた」という感覚も正直あまりありませんでしたが、
とりあえず環境を変えたい、今の大学や愛媛にいたくない、という思いばかり先行していて、
具体的な目標(例えば、○○の研究がしたいとか、将来どんな仕事がしたいとか)もなかったので、
当然の結果だったのかなとは思います。

でも、当時はかなり落ち込みました。
嫌な想像をあまりしないタイプなので、編入試験に落ちた場合のことを
全くというくらい想定していませんでした。というより、考えたくなかったに近いかも…。
本気で退学まで考えましたが、当たり前ですが誰も肯定してくれる人はおらず、
たくさんの人に諭され踏みとどまりました。

そしてこの編入試験不合格を機に、今の大学にきちんと4年通って卒業することを決意し、
卒業後の進路について、前向きに考えるようになるのです。

ストーリーとしてはいったんここまで。
以下は今(正確にはパフに入社することを決めた後)だから思うことを書きます。

試験は不合格とはなりましたが、このとき編入試験を受けて、本当によかったと思っています。
私は大学入学の際、親の反対を押し切れずに(説得しきれずに)今の大学を選びました。
だからこそ、最終的に大学を選んだのは自分だと頭では分かっていても、
何かにつけて親のせいにしてしまうことが多々ありました。
しかし編入試験は自分の意思での受験。
何の言い訳も誰のせいにもできないからこそ、
自分自身の選択の結果として納得して受け止めることができました。

なので、今、何かに挑戦しようか迷っている人は、
ぜひ、一歩踏み出してほしいと思います。
その結果がどうであれ、間違いなく自分にとってプラスになるし、
プラスだと考えられる力が付くと思います。

次回は、3年生になり、やっと就職のことを考え出したところから、お話しします。
お楽しみに!

つづく。

次回は、先週、パフの22採用の件で毎日一緒にMTGをしていた、ハスミンです!

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