2021/06/22 UP
おはようございます!阿久根です。
みなさんは「嘘をつかない」という言葉を聞いた際に、
どんなことを思い浮かべるでしょうか。
「当たり前だよ!」と思う方。
また、自分はいつも出来ていたかな…と気まずそうに首をかしげる方。
色んな方がいるかと思います。
人との関わりの中でよく大切とされている言葉ですが、
なぜこれが大切なのでしょうか。
学生のみなさんとの座談会の際に
気付いたことがあったので、今日はそれをシェアしようと思います。
「就活には『コミュ力』が大事、っていうけど…それって具体的にどんなことを表しているのか分からない」
「ある会社から内定をもらっているけれどまだ就活を続けている。実は面接ではその会社を第一志望と伝えてしまっていたので、今さら本当のことが言いづらくなってしまった」
就活真っ最中である立場の学生さんから、率直な疑問がたくさん寄せられました。
その疑問に対して、私からお伝えしたのはたった一つ。
「まず、最初に自分から『素直でいること』を心がけて下さい!」
採用活動は、面接が複数回あったとしても
限られた時間で学生と企業のマッチングをはからなければなりません。
学生さんは限られた時間で企業を判断しなければなりませんし、
その逆も然りです。
そんな時、判断材料となるのはその方の言動、それが全てです。
まず自分が素直でいなければ、相手の「素直」を引き出す事は出来ません。
相手に求めてばかりでは信頼関係は築けません。
「相手にとって耳触りの良いことしか言ってはいけない」と
無意識のうちに考えてしまっているのは、
長い目で見たらお互いにとって不幸だなと思います。
何より、本音を言わないことで
「この人、よく分からない」と思われてしまったら
その人の魅力を見つけられるどころか不信感に繋がる可能性もあります。
受験と就活の一番の大きな違いは
「正解があるか/ないか」。
今までのように「全方位に点が高い人」を目指そうとしても、
会社によってカラーは異なるため、それぞれ異なったタイプの学生を求めていますし、
企業によっては全方位に優秀な学生ではなく、
ある特出した部分に光るものがある学生を求めている場合があります。
だからこそ、「素直」になれれば、
自分と共鳴できる一社に巡り会える可能性が高くなると思います。
とはいえ、
今まで経験したことがないところに踏み出す不安や
「どこからも内定がもらえなかったらどうしよう…」という恐れが
学生さんの言動となって現れているのは大いにあり得るな、とも思います。
私自身も、選考中にパフ一本に絞っていたのにも関わらず
「他社も何社か進んでいます…」と繕ってしまったこともありました(涙笑)
私自身、そういった「恐れ」があるという事にも目を向けて、
それでも企業・学生の双方が「素直であること」に
ベクトルを向けられるような、そんな未来を作っていきたいです。
パフで仕事をする上でもお客様の目線に立ちながら、
目標採用人数の到達だけでなくその会社にお勤めする事になる学生が
「本音が話せる」と思える環境にするにはどうすれば良いか?の視点で
ご支援しようと強く思いました。
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