2021/09/06 UP
こんにちは、職サークル運営事務局・パフの保坂(ホサカってこんな人)です。
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もうすぐ内定式。
コロナ禍の就職活動ということもあり、
すべてオンラインでの選考で、一度も会社見学や社員と直接会ったことがないという方も多いと思います。
内定式は対面での実施を模索する人事・採用担当の方も多いのですが
なかなか終息しない状況の中で、オンライン内定式を選択せざるを得ない企業も多いようです。
そんな中、採用のバックオフィス業務やサポートを担わせていただく私の元には
「内定承諾後辞退」に悲しむ採用担当者さんの声が届き、私も非常に悲く思っています。
正直、採用に十数年関わる私としては、この時期の「内定辞退」は珍しいものではありません。
ですが、採用担当者さんにとって
1年間、学生の皆さんと向き合ってきて、内定承諾をしてくれた学生さんからの「辞退」は何度経験してもショックなものだと感じています。
学生の声も届きます。
ずっとオンラインだった会社。
内定が出て承諾したものの、
会社の雰囲気や社風がわからず、このまま入社を決めて良いのか迷っていました。
そんな中、就職活動を再開、対面の最終面接で、会社の雰囲気がわかり、そこに決めました。
承諾後辞退は、もちろん、良くないとはわかっていましたが、
ここで働くというイメージが持てた会社に決めさせてもらいました。
一生に一度の決断ですので、この学生の気持ちは尊重したいと思います。
そんな中、学生の皆さんにお伝えしたいのが、
コロナ禍における接触に対して、ひとりひとり感じ方が異なり
企業側も、対面での接触に積極的になれない状況にあります。
もしどうしても、
会社見学も社員との接触も一度もないまま決めきれない
と思うようなら、学生の皆さんから、希望を伝えてもらえればと思います。
充分な感染症対策を含め、あなたの希望にできる限り寄り添うように
人事・採用担当の方は動いてくださると思います。
採用・就職活動は、ゲームではありません。
企業と学生、人と人とのつながりが、縁となるものです。
コロナ禍で、いままでにない状況が続いています。
内定式まであと少し。
入社まではあと半年。
短いと思うか、長いと思うか人それぞれだと思いますが
すべての、採用活動・就職活動に関わる皆さんにとって良い結果になるよう
サポートする側ではありますが、精一杯関わらせていたただきます。