2022/03/09 UP
皆さん、こんにちは。ヨシカワ(パフ社長、44歳)です。
就活中の学生さんに自己PRについての相談をよくされます。
私はいつも「自分の強みは、“他人より優れているところ”ではなく、“自分は当たり前のように自然にやっていることで、周りから褒められるところ”を見つけた方が良いよ」と話しています。
他人より優れているところを探していると、「そんなところないし…」と凹むだけだし、結局は自分が無理している強みなので、そこを評価されて入社しても、その後辛いことが待っているだけなのですよねぇ。
この話をするときの事例でよく自分の強みについても語ります。
「私って、周りから『吉川さんって、何をやっていてもいつも笑顔で、とにかく楽しそうですよね』と言われるのだけど、私的には『え?そんなの当たり前じゃん、辛いことを辛そうな顔でやってても辛いだけじゃん』こんなの強みとは思えないのよね」
すると学生さんはびっくりした顔で「いや、それって、すごい強みですよ」と言って、自分が当たり前に大切にしていることを強みとして話せばよいことを納得してくれるのです。
で、今日は、なんで私は常に楽しそうと言われるのだろう?と考えてみました。
実は、最近読んだ本の中に、その答えがありました。
その書籍とは、こちら。
樹木希林 120の遺言
ここに書いてあった希林さんの言葉で、とっても共感するものが2つありました。
001
幸せというものは、「常にあるもの」ではなくて「自分でみつけるもの」。
何でもない日常や、とるに足らないように思える人生も、おもしろがってみると、
そこに幸せが見つけられるような気がするんです。
017
楽しむではなく、面白がることよ。
楽しむというのは客観的でしょう。
中に入って面白がるの。
面白がらなきゃ、やっていけないもの、この世の中。
私は、いつも周りから「楽しそうだよね」と言われると、「別に楽しいわけじゃないんだけど…」と何かモヤモヤしていました。ですが、「面白がっているか?」と聞かれたら迷わず「はい!」と答えられます。
物事を楽しくするコツは、外から見てないで、中に入って、「ここには何か面白いことがあるはずだ!」と期待して実行する。そんなことではないのかな、と気づきました。
来月から新しい社員も入ってきますが、楽しい仕事ではなく、面白がれる仕事をたくさんつくりたいなと思いました。皆さんも気分が上がる春。面白がっていきましょう!