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緊張を乗り越えるための面接テクニックを考えてみました ~当日までの準備編~

緊張を乗り越えるための面接テクニックを考えてみました ~当日までの準備編~

石河誠司(ハム)職サークル運営事務局 株式会社パフ

2018年新卒入社。法人営業と新卒採用を経験したのち、2020年1月から新設のマーケティングチームでせっせと働いています。趣味は歩くことで、コロナ禍で4キロ体重が減ったとか減っていないとか。今年からアビスパ福岡を応援し始めました。『ぐりとぐら』の「ぐり」のほう。

2023/11/16 UP

何度やっても慣れないもの。それは初対面の人とのコミュニケーション。
特に「採用面接の場」では、

・何を聞かれるのかわからない…
・聞かれたことに、きちんと答えられるのか…
・普段は接点の少ない年上の大人が目の前にいる…
・自分の受け答えで結果がかわるかもしれない…

そんな不安が積み重ねて、対面の面接でも、オンラインの面接でも、とっても緊張する人もいるのではないでしょうか。

シリーズとして、
「緊張を乗り越えるための面接テクニック」を考えてみました。

(1)当日までの準備編

可能な限りの事前準備を行うことで、自信をつけることができます(準備8割です)。
面接官が面接で確認したい主な項目は、

 ①「ガクチカを通して発揮されたあなたらしさのエピソード」
 ②「ガクチカの中でも、苦労しながらやりきれたエピソード」
 ③「企業の仕事とあなたらしさの接点が見出せる志望の理由」です。

①②は、よく「●●%の成果を出しました」「●位になりました」という「実績を強調しないといけない感」があるかもしれませんが、そんなことはありません。多くの企業では、そんなに重要視していません。

面接官が聞きたいのは、実績自慢ではなく、努力の過程(=プロセス)です。

・なんでそれを頑張ろうと思ったのか
・それはちょっと頑張って達成できたのか/けっこう頑張って達成できたのか
・その過程で、どんな頑張り方をしたのか
・その過程では、どんな苦労やうまくいかないことがあったのか。 など

プロジェクト(ガクチカ)の分野が違うと、仕事の結果も再現性はない。でも…

例えば、野球で150km/h投げられる人。

そんな人が就職して、仕事の場面で、150km/hの球を投げる場面があるのか? なんてことはまずないです。

でも、その150km/hを投げるにあたって

例えば、
・何も考えず、日々投げ続けることを努力した、とにかく走り続けた
・片っ端から書籍を読み漁って、論理的に身体を動かせるようになった
・先輩やコーチに避けられるまで、アドバイスをもらいまくって実践を続けた

他にもあるかもしれませんが、その努力の過程は、きっと仕事にも再現性があるはずなんですよね。

・何も考えず、日々投げ続けることを努力した・とにかく走り続けた
 →指示をしたら、考えるよりも先に行動ができそうな人かな?

・片っ端から書籍を読み漁って、論理的に身体を動かせるようになった
 →下調べをしてロジックを積み上げてから行動に移す人かな?

・先輩やコーチに避けられるまで、アドバイスをもらいまくって実践を続けた
 →人をうまく頼ることで、目標まで近づける人なのかな?

じゃあ、その努力をするにあたって、

・「他の人、それくらいやれよ~」と思いながら努力をしていたのか
・案外回りのみんなもそれくらいの努力ができていたのか?

もし前者なら、その努力の仕方は、あなたらしさ(才能)だったりもするわけで。

もちろん、順風満帆に結果はでないので、その壁(苦労)をどうやって頑張りを継続できたのか。

面接官といっても、普段は現場で働きながら部下を持つマネージャーを務めている人が多いので
自社で働くことになっても、その努力の方向性(=あなたらしさ)が近いか遠いか、という視点でジャッジしています。

③「企業の仕事とあなたらしさの接点が見出せる志望の理由」も、ここまで自分のことを深掘りできていたら充分です。

そんな自分の特性と、企業の特徴のマッチ度合いを言葉に紡いでいくだけ。

そのためには、徹底的に企業のことを調べる必要があります。

「製品が有名」「理念がいい」「福利厚生が充実」ということではなくて

「その製品」ができた背景には何があったのか、
「その製品」を作る人は、どんな人たちなの?どんな環境で、どんな想いを持って働いているのか
「その製品」を売る人は、どんな人たちで、営業目標を達成するためにどんな日々を送っているのか

「その理念」ができた背景にあることは何なのか?
「その理念」を体現できる現場の人ってどんな人なのか?
「その理念」が感じられる仕事のエピソードには何があるのか
「その理念」に社員が共感してもらうよう、社内の取り組みには何があるのか?  などなど。

会社説明会やインターンシップ、OBOG訪問や座談会などを通して突き詰めて考えていく。

そうすることで、

自分のガクチカ(努力の過程)と、会社の社風・仕事のジョブスタイルのマッチ度合いが、どんどん言語化されていきます。

これこそが、志望動機の正体です

ここまで準備すれば、大丈夫です。安心して臨んでください。

もし、ここまでしても、不合格だったら。

それは社風が合わなかった(入社後に苦しむことを回避できた)ということなので、
まったく気に病むことはありません。

次の会社の面接の準備に切り替えていきましょう!

ということで、(1)準備編 はここまで。

次々回は(2)当日編 に続きます!


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