2025/04/21 UP
こんにちは、職サークルの平原です。
就活を頑張るみなさん、こんなこと思ったことないですか?
「敬語、ちゃんと合ってるかな…?」
「マナー講座で『ドアのノックは3回!』って習ったけど、間違えたらヤバい?」
「面接では完璧な受け答えをしないと落ちる?」
いやいや、ちょっと待って!
確かに、最低限のマナーは大事ですが、
「完璧な敬語を話せるか」「ドアのノック回数が合っているか」なんて、採用の決め手にはなりません。
むしろ人事が見ているのは、あなたの本音や素顔、そして「この人と一緒に働きたいか?」というポイント。
今日は、「人事は実際に何を見ているのか?」についてお話しします!
① マナーの完璧さより「素の自分」が大事
面接ではつい、「ちゃんとした受け答えをしなきゃ!」とガチガチになりがち。
でも、人事が見ているのは、「あなたが本当にどんな人なのか?」。
たとえば…
NG例:「お手本のような受け答え」だけの人
「貴社の理念に共感し、自己成長を遂げながら貢献したいと考えております!」
「チームワークを大切にし、常に向上心を持って取り組んでまいりました!」
……ん? なんか聞いたことあるぞ?🤔
どこかで読んだような「模範解答」を並べられると、面接官は「で、結局この人はどんな人?」とモヤモヤします。
一方で、こんなふうに話すとどうでしょう?
OK例:「本音を交えたエピソード」
「正直、最初は御社のことをあまり知らなかったんですが、インターンで社員の方と話して価値観がガラッと変わりました!」
「部活でリーダーをやっていたんですが、最初はチームをまとめるのが苦手で…」
こういう、「その人にしか語れない本音」があると、面接官も「おっ、この人おもしろいな!」と興味を持ちます。
② 「敬語ミス」より「会話が成り立つか」が重要
よく「敬語が完璧じゃないとダメですか?」と聞かれますが、答えはNO!
もちろん、明らかに失礼な態度はNGですが、多少の敬語ミスくらいでは落とされません。
それより大事なのは、「ちゃんとキャッチボールができるか?」
面接官の質問に対して、的外れな答えを返していないか?
会話の流れを読んで、自然に受け答えできるか?
相手の話を聞き、自分の言葉で話せるか?
たとえば、面接官が「なぜこの業界に興味を持ったんですか?」と聞いているのに、
「私はチームワークを大切にしており、リーダーとしての経験もあります!」
みたいな答えをされたら、面接官は「えっ、質問の答えになってない…」と困ってしまいます。
「えっと、興味を持ったのはアルバイトがきっかけです。実は、最初はこの業界を知らなかったのですが・・・」
と、たどたどしくても自分の言葉で語ってくれれば◎!
多少の敬語ミスよりも、「会話のキャッチボールがちゃんとできるか?」のほうが大事です。
まとめ
「取り繕うより、自分の言葉で話そう」
就活生のみなさん、どうか「完璧な答え」を求めすぎないでください。
むしろ、「完璧じゃないからこそ、その人らしさが伝わる」こともあります。
言葉に詰まってもいい。
一度言い直してもいい。
「正直、迷っているんですが…」と本音を言ってもいい。
人事は、みなさんの「人柄」「考え方」「価値観」を知りたいんです。
だからこそ、形式的なマナーにとらわれすぎず、「自分らしく、でも誠実に」話すことを意識してみてください!
きっと、あなたの素の魅力が伝わるはずですよ