2023/12/07 UP
こんにちは!林です。
段々と寒い時期になり、就活をしている方は「そろそろ準備せねば…」と焦りを感じている方もいるのではないでしょうか。
「冬季うつ(ウインター・ブルー)」という言葉もあるように、冬の時期は日照時間が減り、気分が落ち込みやすくなったり、寝ても寝ても眠い…という状態になりやすくなったりするそうです。
オンラインでの就活だと家に篭りがちですが、外に出たり身体を動かしたり、好きなことをして気分転換しながら一緒に冬を乗り越えていきましょう!
さて、今日は先日行われた職サークルの定期イベント「ギャザリング」の話。
「協調性を語る」というテーマで、学生から社会人まで様々なバックグラウンドを持った方々に「協調性」について自由に語っていただきました!
「協調性」と聞いて、どんな印象を抱きますか?
就活の自己PRの場面でもよく使われる「協調性」。
24卒学生を対象にした学情さんの調査でも、「面接でアピールしたいこと」として「コミュニケーション能力」を抜いて1位に「協調性」がランクインもしています。
「なんか良さげ」なイメージや、なんとなく「組織にとって必要そう」な印象を抱く人も多いのではないでしょうか。
そもそも、「協調性」とは?広辞苑によると…
「協調性」とは、周囲の人とうまく【協調】できる性質。
【協調】とは、協同調和の意。利害の対立する者同士がおだやかに相互間の問題を解決しようとすること、または性格や意見の異なった者同士が互いにゆずり合って調和をはかること。
とのことでした。
対立や意見の相違は、違う人同士が集まれば必ず出てくるもの。その中での「調和のはかり方」は、人によっても、組織によっても違いそうですね。
「同調」と「協調」の違い
当日は「協調性のある人ってどんな人?」という問いを立てながら、協調性についての自分なりの定義について語っていただきました。
どのチームの議論も本当に興味深く、例えば似た言葉で「同調」との違いから協調性を捉え直す議論がありました。
単に受け入れる、意見を合わせるだけは【同調】。
周囲が同じ方向に進むよう自分なりの意見を持つ、対立の中でも共通点を見つけられることが【協調】なのではないか。
受動的ではなく能動的、主体的に周囲に働きかける性質なのかもしれませんね。
組織やチームにとって、協調性は必要なのか?
「協調性って本当に必要なのかな?」とネガティブな側面についても目を向けてみたり、「協調性より大切なことって?」という問いから、そのほか組織にとって必要な力、性質についても議論してもらいました!
協調性はどの組織、どの業界でも必要である一方、「一歩踏み出す力、自己を持つこと、打たれ強さ、ポジティブさ、が協調よりも必要な力なのでは?」という意見や、「協調性があった上で目的意識を持って行動することが大事」という意見が印象的でした。
あなたにとって、「協調性がある人」とはどういう人でしょうか?
「協調性」は、どんな組織、どんな場面で必要になるでしょうか?
一歩立ち止まって、考えてみよう!
まずは早期内定を取って安心したい…。そのために、耳障りの良い言葉を並べた自己PR文を作ってみて、「就活用の自分」になりすましていませんか?
就活をする中で、目先の内定獲得ではなく、自分が納得できる企業に入社してほしい。
そのためにも、「就活中よく使われている言葉」について、改めて「自分にとって」その言葉はどういう意味なのか、考えてもらいたいです!
また、その性質はどんな環境で必要とされるのか。例えば、「協調性」「コミュニケーション能力」といった能力は、どんな企業でも必要とされることが多いですが、それらの定義や必要とされる場面は、会社によって全然違います。
その企業にとって「なぜ」「どのような場面で」その性質・能力が必要なのか?
という視点を持ちながら、自分や会社のことを知っていくと、より納得感のある就活に繋がると思っています!
素敵な就活になりますように!応援しています。
一歩立ち止まって考えたい!そんなあなたにギャザリング
素敵な社会人に囲まれながら、「働く」について考えましょう!