求める人物像
2020/09/28 UP
どうも!
自粛と言われるものがことごとく苦手な大岡です。
さて、今日は求める人物像の話。
皆さん、入りたい企業の求める人物像、知りたいですよね?
説明会では結構語られることは多いですし、ホームページなんかに載せてある企業もあります。
でも、この求める人物像がなかなか曲者でして。
これを目にした皆さんは相手が求める像が分かっているが故に、狙ってか意図せずかはともかく、その人物像に自分を近づけようとしがちです。
演じるまではいかなくても、求める人物像に近しいエピソードを前面に押し出したりすることは当たり前にありませんか?
あなたの求める人物像に、私は近いですよ!とアピールしたくなっちゃうわけですね。
でもね。
パフはうるさいくらい毎回言いますが、就職と採用というのは企業と学生がありのまま同士でぶつかって、合う合わないを判定し合うことでマッチングするのが正しい姿です。
就職はよく恋愛や結婚にも例えられますが、男女がそうであるように、企業と学生はあくまで対等な関係性です。
多少の背伸びはかまいませんが、相手に合わせて相手の好みを演じて、そのまま仮にゴールイン(内定)したとして、その先の人生演じ続けられますか?
できるとして、演じ続けるの、辛くないですか?
「うちの会社はこういう人を求めてます。」
と伝える企業側の意図としては、この人物像に大きく外れる人は、うちを受けても多分受からないからね。という指針を示しているというニュアンスの方が強いです。
余談ですが、パフがコンサルに入っている企業ではむしろ、求めない人物像を載せているところもあります。
わかりますよね?
合わせてほしいわけではないのです。
合うかどうか、あなたにちゃんと判断してほしいのです。
これから求める人物像を見るときは、あくまで冷静に、客観的に、自分と照らし合わせて、大きな背伸びをしなくてもその人物像に合致しているかどうか。
そこを見るようにしてください。
そして、あなたも「求める企業像」をどんと突きつけてやってください。
だって、対等なんですから。