2021/04/08 UP
こんにちは!清水です。
つい先日、就職活動に関する個人情報流出が問題になりましたね。
SNSでたくさん拡散されていたので、不安に感じていた方もいるのではないでしょうか。
流出の原因は、ユーザー企業の認識不足。
とあるタスク管理サイトの「公開範囲設定」の認識が甘く、本来非公開にするべきところの対応を怠っていたそうです。
こうやって定期的にニュースとなる個人情報流出ですが、
その原因の多くは、「誤操作」や「紛失」「管理ミス」「設定ミス」といったヒューマンエラー。
つまり、悪意を持たない人間の”うっかりミス”だということをご存じでしょうか??
そこで今日は、被害者はもちろん、加害者にならないために知っておいてほしいことをお伝えします。
そもそも、個人情報って何?
明確な定義は「個人情報保護法」に記載されていますが
簡単に言うと、「特定の個人を識別できる情報」を指します。
また、他の情報と照合することで識別できる情報も、個人情報です。
例えば、「清水さん」という名字だけでは特定できませんが、
そこに「株式会社パフに勤務」という情報が加われば、特定できますよね。
つまり、これらはセットになると、個人情報になるということです。
被害者にならないために、できること
皆さんは「プライバシーマーク」というものをご存じでしょうか。
個人情報を適切に扱う企業にのみ与えられる、称号のようなマークです(職サークルを運営する株式会社パフも取得しています)。
個人情報提出を求める企業がこのマークを持っているか確認することが、流出被害を避けるひとつの策になります。
もちろん、悪意のある情報流出は犯罪ですし、必要な対策を怠る企業には大きな問題があります。
でも、情報を提供する側の皆さんが自己防衛することも重要です。
何かの登録や応募など、「とりあえず登録」する前に、少し立ち止まって考えてみましょう。
加害者にならないために
では逆に、皆さんが「加害者」になるケースは、どんなものがあるでしょうか。
・もらった名刺をそのままゴミ箱に捨てる
・エレベーター、電車などで、大声で話をする/書類を読む/データを開く
・学校や図書館などでPCから離れるとき、ロックをかけない
・就活で知った人事の情報をSNSに投稿する
・机の上に名刺や書類を置いたまま離席する
これらはすべて、「加害者」になる可能性を含んだ行動です。
特に、簡単に投稿できてしまうSNSは要注意。
最初の定義にあげたように、「会社名+名字」など組み合わせて特定できるものは個人情報ですので、安易に投稿することは避けましょう。
それでは今日はここまで。
お次は大岡さんです!
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