2021/06/03 UP
こんにちは。パフのアルムナイ、杉平です。(自己紹介はコチラの冒頭をどうぞ)
学生の皆さんは、「ワーケーション」という言葉、ピンときますでしょうか。
「ワーク(work:労働)」と「バケーション(vacation:休暇)」を組み合わせた言葉で、
観光地やリゾート地でテレワークを行いつつ、同時に休暇も過ごすという働き方。
ウィズコロナ時代の多様かつ新しい働き方のひとつとして認知されはじめてきていますが、
まだ日本では会社の制度が追い付いていないところもあるかな、という感じもあります。
会社に属さないフリーランスのわたくしは、
人材関連とダンスの仕事をミックスでやっていることもあって、もともと地方や海外への移動が多く、
コロナ以前からナチュラルにワーケーション的に働いていますが、
昨今の急激なリモートワーク化を見ていると、
これから一般企業でもこんなスタイルがどんどん当たり前になってくるかもしれませんね。
さて、今回は、先月、某県にほぼ半月にわたってワーケーションしていた時、
滞在場所の本棚にあって、手に取ったらすっかり引き込まれて一気に読んでしまった、
とあるマンガを皆さんに紹介しようと思います。
ハイ、そうです、昨日アップされた【フカフカの道草漫画コラム】に触発されました。笑
作品はこちら。
「ブッタとシッタカブッタ ①~③」 小泉 吉宏(著)
ゆるキャラ的なブタさんが主人公の4コマ漫画が基本になっているコミックエッセイ、
といったらいいでしょうか。
パッと見、読みやすい感じなのですが、これが、なんていうか、ふ、深い。。。
そして、ジワジワと効いてきて、思わず何度も本を置いて、
はーーーーーって自分の気持ちや過去の経験に照らし合わせちゃったりしてしまう。
なかなかに、大人向けな本でございます。
手に取るまで全く知らなかったのですけれど、シリーズ累計200万部突破のベストセラーだそうで、
全国の小中高等学校の保健室に常備されたり、教材として使われたり、精神科の待合室に置かれたりして、
幅広い層に人気のようです。
では、ここからは、わたしが「おお・・・」と思って思わずメモしたフレーズを
いくつかセレクトしてご紹介。(正確にはメモできてない可能性大です。お許しを)
どれも就職活動に当てはめても、しっくりくる気がします。
★自分の価値を、他人の評価で決める?
あなたは「そのまんま」でいい。全部、愛すべき自分。
★人生にはもともと意味なんて、ない。
だから、あなたが人生に意味をプレゼントしたらいいじゃない。
★心は安定したがるもの。
自分に嘘をついて、「とりあえずの答え」を見つけて安心しようとする。
本当はちゃんと見れていないのに、
急いで答えを出すことで、そのものを見逃していないか?
★「探す」という方法で幸福を見つけた人はいない。
探すのをやめて、歩くことを楽しみ始めたら・・・
幸福は、歩くことそのものにあった!
★ぼくたちは、「そのまんま」の自分と今を、覚悟するしかない。
皆さんは、どんなことを感じましたでしょうか。
就活で何となく気持ちが行き詰ったら、
「自己分析!」「面接対策!」なんていう言葉からちょっと距離をおいて、
ぼんやりやんわり自分を見つめてみるのもいいんじゃないかしら、と。
そしてこの本、きっと何年か経ってから読み返すと、また違う気持ちが得られるのではないかなと思います。
ご興味がございましたらぜひ、読んでみてくださいね。
以上、杉平でした。