職サークル

内定が出る12のヒミツ

1-02.【他責】はやめよう!時代や環境のせいにしても始まらない

「バブルの時に遊び歩き、大学生の質を落とした挙句、苦労なく入社した世代に、能力を判断されるのはしゃくにさわる。」

「これまで “謙虚さ” や “空気を読む力” が求められてきたのに、急に『自己PR』を求められても困る。」

「企業側は、面接の日程を増やしたり交通費支給にまわすなど学生の負担を減らす用途にお金を使うべき。」

「大学の教員陣がもっと社会で働くことやプロ意識等を学ぶ場を提供するべきだ。というよりむしろ、教授が社会のことを知らなすぎる。」

「売り手市場、就職しやすい時代、なんて言われるけど、みんながみんな希望する会社に入れるわけじゃない。「ラクでいいね」だなんて言わないでほしい。」

これらは、イベントでのアンケートや社会人訪問の中で聞かれたコメントです。
つまり、皆さんの先輩にあたる学生さんが回答したリアルな意見です。


就職活動の仕組みが悪い。環境が悪い。制度が悪い。大学が、教授が、景気が、企業が、マスコミが、オトナが……
たしかに、事実はそうかもしれません。

でも、【他責】は何も生まない、ということも事実です。

「問題」とは、自分のコントロールできるところまで落とし込んで初めて、「解決」することができます。
つまり、就職活動が上手くいかない責任を他者に求めても、何も解決しないということです。

大事なのは、「自分に変えられるのは何か」「現状をよりよくするために自分にできることは何か」を考えること。


もし今アナタが、環境・仕組み・他者など【自分では変えられないもの】へ不満を持ち、批判ばかりしているのなら、やめましょう。

厳しいかもしれませんが、まずは現実をありのままに受け入れてください。
そしてその上で、自分が納得するためには何ができるかを考えてみましょう。

残念ながら、他責で物事を考える人は社会人の中にも一定数います。
時代が悪い、会社が悪い、上司が悪い、最近の学生が悪い…。
そんな【他責】なオトナに出会うこともあるかもしれません。

でも、そこでアナタまで他責になってしまったら、日本社会に未来はありません。
皆さんの後輩のためにも、ぜひ、【他責】をしないオトナになってください!

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