職サークル

内定が出る12のヒミツ

2-03.採用担当者の本音 Vol.2 「学生の皆さんに伝えたいこと」

Vol.1に続き、企業の採用担当者の皆さんに「学生の皆さんに伝えたいことは?」というテーマのインタビューをしてみました。これからの就職活動において、皆さんが一番多く向き合うことになるのが企業の採用担当者です。
まずは「採用担当者の本音」に耳を傾けてみませんか。


質問1:
面接をしていて「就活マニュアル本を見て、事前に暗記してきたな」という発言は、聞いてすぐ分かりますか。

採用担当者の声A:
採用活動を通して何人もの学生さんとお話をするので、すぐ分かります。私たちは、自然体の皆さんを知りたいと思っているので、準備できないような質問をしてみたり、本音を出しやすい面接の雰囲気を作ったり、色々と気を遣っています。(メーカー・男性)

採用担当者の声B:
事前に覚えてきたことを言っているのか、その場で考えてコミュニケーションをとろうとしているのかは、聞けば分かります。マニュアル的な受け答えでは、その学生が本当はどんな人なのか分かりません。採用する側としては、分からない人を採用する訳にもいきませんので、マニュアル的な面接ではお互い良い結果に結びつきません。(フードサービス・男性)


質問2:
大学生活で頑張ったことはアルバイトくらいしかないと心配している学生の声を聞きますが、面接でアルバイトの話をしては駄目ですか。

採用担当者の声C:
「アルバイトの話だから」という理由で良し悪しは決まりません。個人的には、学生時代に「真剣に全力で頑張りました!」という経験をしてほしいと思っています。それが、アルバイトであってもサークルであっても、関係ありません。(IT・男性)


質問3:
正直なところ、学歴は選考結果に影響しますか?

採用担当者の声D:
選考結果と直接は関係ありませんが、役員の中に採用した学生の学歴について気にしている人がいるのも事実です。(メーカー・男性)

採用担当の声E:
昔は「学歴」と「社会人としての優秀さ」には相関関係があると考えていましたが、最近はAO入試なども増えて、学歴は情報として参考にならなくなってきました。大事なのは学歴ではなく「就業意識の高さ」です。
(物流・男性)


いかがでしたか。皆さんが噂で聞いたことのある情報と、ずいぶん異なる内容もあったのではないでしょうか。大切なのは、何でも鵜呑みにせずに、自分の目で確かめ、自分の肌で感じて判断すること。このコラムも鵜呑みにする必要はありません。

皆さん自身で、さまざまな社会人との触れ合いを通して、自分の納得できる答えを作り出していきましょう!

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