職サークル

内定が出る12のヒミツ

2-02.採用担当者の本音 Vol.1 「学生の皆さんに伝えたいこと」

企業の採用担当者の皆さんに「学生の皆さんに伝えたいことは?」というテーマでインタビューをしてみました。
就活のマニュアル本に書いてあることとはずいぶん違うこともありますので、ぜひ読んでみてください。


・社会人として働くということは、いいことばかりではありません。
どんな人気企業に入っても、それは同じです。でも、悪いことばかりでもありません。
採用活動を通して、学生の皆さんに「働くことは素晴らしい」と語りかけるだけでなく、私自身を見て、学生さんに「働くことって素晴らしいことなんだ」と感じてもらえるように、採用の仕事に臨んでいます。
(IT・男性)

・内定はゴールではありません。
面接のときも何とか内定を得ようと難しい言葉を並べたり、覚えてきた文章を暗誦する人が本当に多い。でも私たちが見たいのは皆さんの本当の姿であり、聞きたいのは皆さん自身の言葉です。社会人だって、皆さんと同じ人間。お互いに人間と人間としての自然なコミュニケーションがとれるといいですよね。
(IT・女性)

・たまに、「サラリーマン=つまらない、つらい人生の始まり」だと捉えている学生に出会うことがありますが、非常にもったいないと思います。
多くの社会人に触れ、「働くことの意義、素晴らしさ」を感じる機会を作り出していってほしいと思います。
(アパレル・男性)

・就職活動の「成功」って何でしょうか。
大手の人気企業に入ること?第一志望の会社に内定をもらうこと?
そうではありません。
「自分の決断に自分自身が納得して、就職活動を終われるか」が一番重要だと思います。
就職活動では、どうすれば自分自身が納得できるかを考えて、行動してみてはいかがでしょうか。
(施設管理・男性)

・自己分析から就職活動に入るのをやめてみるのはどうでしょうか。
自分から社会人に触れ、会社の雰囲気を感じていく上で、自分の価値観、考えが磨かれていくものです。
比べるものや基準になるものがないまま、自分を分析しようとしても、独りよがりになって視野が狭くなってしまいますよ。
(物流・男性)

・人は皆、素晴らしい個性を持っています。
企業の選考に落ちたときに、「自分を否定された」と落ち込んでしまう人がいますが、決してそうではありません。
皆さんにはそれぞれ、合う会社とそうでない会社があります。
もしかしたら「会社に就職する」という選択肢以外の道が合うという人もいるかもしれません。
「大手企業に行く」ということが、誰にとってもハッピーなこととは限りません。
自分にはどういう道が合うのか、ということを考えてみてください。
(不動産・女性)


いかがでしたか。どんな発見がありましたか。
職サークルでは皆さんに採用担当者の声を伝える機会を提供したいと考えています。

しかし、このコラムはあくまできっかけ。皆さん自身が、部屋の外に繰り出し、社会人(採用担当者も含め)との接点を作り出すことで、もっともっと大きな発見を得られるはずです!

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