2020/10/13 UP
皆さん、こんにちは。ヨシカワです。
本日から数回は、後悔しない企業選びをするために、「本当にこの会社自分に合うのかどうか」を見極めるための質問集をお話ししていこうと思います。
質問って難しいですよね。時々学生さんが企業の方に質問している姿を見て
「それ、ぜんぜん聞きたいことじゃないでしょ!?こんな質問すると志望度高く見えて好感持たれる、もしくはこんな質問したら頭良さそうって思われると思ってない!?」と思うことが多いです。
皆さん、質問は、本当に確かめたいことを聞こう!
さて今回は、質問したいけど聞いちゃまずそう、かつ聞いてもはぐらかされやすい「給料」の話。
「給料たくさんほしい!」と思っているあなた。それを確かめるためになんて聞きますか?
●「御社の給料は高いですか?」
⇒ブブー。高いか安いかの価値観は人それぞれ。「そこそこだよ」って言われて高いかどうか確認できないじゃん!具体的にいくらなのか、聞こう。
●「~~さんの給料って、ぶっちゃけいくらなんですか?」
⇒ブブー。言いづらい。非常に回答しづらい。言って「案外低いな、コイツ」とか年下に思われたくない!
しかもその人が、社内でスーパー評価が高い人なのか低い人なのかで給料の高低も変わるでしょう。その人の給料を聞くのではなく、~~な場合、と条件をつけて聞こう。
●「御社の平均年収を教えてください!」
⇒ブブ~。大手企業なら四季報見ろ!で終わる質問。
しかも平均を聞いて意味あります?あなたがそこで無茶苦茶活躍できた時と無茶苦茶活躍しなかった時とで給料は大きく異なるのよ。
ということで、こんな質問がオススメです。
- まず「なぜ給料がきになるか」その意図を正直に話しましょう。
『私は、成果が出たら成果が出た分だけ評価される会社で働きたいと思っています。その一番分かりやすい指標が給料だと思っているので、お給料について質問してもよいですか』
…金額を聞いて一喜一憂するヤツではなく、ちゃんと評価されるかどうかを聞きたいのね!という意図が伝わると回答者も安心します。
- 具体的な条件をつけて、金額を聞いてみよう。
『最年少で課長になった方っておいくつですか。例えばその方だとどのぐらいのお給料をもらえるのでしょうか』
…最年少課長=スーパーパフォーマーだと、何歳でいくらもらえるかが分かって、イメージしやすい
- どうすれば評価があがるのかを聞こう。
『その課長さんは、どうしてそんなに早く出世されたのですか。
どんなポイントが評価されたのか、教えてください』
…企業によって、人事評価の制度は全く違う。どんなことを評価では重視されて、それを誰がどう評価するのか。
そこまで聞けば、あなたがその会社で出世する確率が高い(=たくさん給料がもらえる)かどうか、そのようなポイントで評価される会社で働きたいかが見えてくる。
いかがですか?
聞きにくいから聞かない。聞きにくいから単刀直入にYES・NOで答えれる質問をしてしまう。
それでは、本当に皆さんが聞きたいことはつかめません。
まず「給料について知りたい」と思ったら「私は、なぜ給料について気になるんだろう?」そんな自分への問いかけから始めてみてください。
お次は、元気っ子・職サークル太郎です。