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スタッフのつぶやき

社会人になった僕が、5年前に就活していた自分に言ってやりたいこと。

社会人になった僕が、5年前に就活していた自分に言ってやりたいこと。

石河 誠司(ハム)職サークル運営事務局 株式会社パフ

2018年新卒入社。法人営業と新卒採用を経験したのち、2020年1月から新設のマーケティングチームでせっせと働いています。趣味は歩くことで、コロナ禍で6キロ体重が減ったとか減っていないとか。今年からアビスパ福岡を応援し始めました。『ぐりとぐら』の「ぐり」のほう。

2021/12/10 UP

こんにちは!職サークルひよっこマーケターのハムです。

ちょうど5年前の今日あたりは、「リアライブ」という就活イベントでオファーをもらった渋谷のベンチャー企業の1次選考に行っていた記憶があります。懐かしいです。

当時就活していたのは2016年なので、どれくらい参考になるかわかりませんが、僕の後悔と共に、5年前に就活していた自分に言ってやりたいことを書いていきたいと思います。

志望理由編

当時マイナビを使うことが馬鹿馬鹿しいと思って就活をしていたので、基本は、「OfferBox」「デアイバ」「リアライブ」「職サークル」「みんしゅう」…などを使って就活していました。なので、どこの会社に行くにしても「オファーをもらったから。誘われたから。」という理由で説明会や選考を受けに行っていました。

そうです。自分で探す努力を一切しなかったのです。

売り手市場だしという気持ちもあったかもしれませんが、「何十何万という会社から自分にぴったりな1社を見つけるなんて無理wだったら『あうかもね』と企業側から言ってもらえるところに行った方が効率的だしマッチング手っ取り早いんじゃね?」と考えていたからです。

なんとまぁ、安直な。それでいて、他力本願。

(自分の先入観を一切排除した状態で、ベンチャー企業から大手企業まで多くの会社や社会人を見ることができたのは、結果オーライでしたが)

振り返ってみと、「オファーをもらったから。誘われたから」という理由で、面接に行くと、高確率でミスコミュニケーションが発生していました。

面接官「今回は、どうしてうちに来てくれたのかな?(意訳:志望動機教えてください)」

ハ ム「オファーをもらったからです!(以上!)」

面接官「…」

ハ ム「…」

往々にしてオファーをしていただいた人と面接官は違う人のケースが多く、「リアライブ」や「OfferBox」でオファーした学生としてしか面接官に共有されていないこともあると思うと、そんな状態で「オファーもらったので来ました!(以上!)」だと、なかなかやべぇですよね。

ちなみに、パフの選考に足を運んだのも「杉平さんに紹介されてきました!」といういつもの他力本願スタイル。志望度のかけらもない状態です。まっっったく、ひどい学生ですね。

結果的に内々定をいただけた3社の共通点は「志望理由を聞かれなかった」会社で、それ以外の会社は、だいたい2次選考で全落ち。志望度のふるいで見事に落とされたのだと思っています。

「志望理由がしっかりしているから、入社後活躍できるのか」といえば、そうとは限りませんが、企業の立場に立ってみると、自社の内定出しをした学生の50%~70%には内定辞退をされるというのが承諾率の平均なので、確実に来てくれそうな人(=志望動機がしっかりしている人)を合格にしたいという思いもあるのは事実。

じゃあ就活のこととかパフに就職したことに後悔があるの?と聞かれたら、一切の後悔はない、と答えられる自信はあります。でも、もし5年前に、

「自分の大切にしている価値観は●●で、なぜなら■■な経験があって、~云々~。そんな視点に立ってみると、イベントで感じた(採用サイトで感じた)貴社の★★の雰囲気と自分の価値観は、近しい/相容れないと感じているのですが、実際はどうなんでしょう?」

とか

「そんな価値観を持っている自分が、貴社の職場で働くとして、どういうところは上手くできそうで、どんなところは苦労しそうですか?それはどうして?」

など、話せていたのなら、また違った未来があったかもしれないし、自分で自分の未来を狭めてしまっていたかもしれない、と思いつつ、

当時の自分に「通り一辺倒に『オファーもらったからです』以外のことも言えよ!双方のマッチングの場だぞ!」と言ってやりたいのです。


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