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ゆり子のホンネ

第2話 テレビ業界にどうしても入りたくて上京してきた話。

第2話 テレビ業界にどうしても入りたくて上京してきた話。

ゆり子文学部 2年生

文学部社会学科。テレビ業界に入りたくて香川県から上京してきました!大学では国際交流サークルの運営に奮闘しています。

2020/01/31 UP

私は香川県高松市で生まれ育った。親が共働きで家に双子の妹と2人でいることが多かった。

親はそんな私たちが暇にならないようにと、テレビをずっとつけてくれていた。

スカパーでアニメを見てることが多かったな〜。

それで、テレビが好きになったっていうテレビっ子あるある。

19時からの番組があるからそれまでに家に帰るとか、あの歌番組に好きなアーティストが出るから今日は早く帰るとか、朝はこの番組見ないと違和感だとか。
テレビは私の生活リズムに刻まれている。

若者の「テレビ離れ」とかテレビは「情報弱者のメディア」と聞くととても悲しくなる。

みんな、テレビはまだまだ面白いよ。

高校2年生の時、辛いことがあってどん底にいた私を助けてくれたのはテレビだった。
毎日泣きながらテレビを見た。
テレビの世界が輝いていて、眩しくて、次の日も学校に行けた。

そして、テレビに関わる仕事がしたいなぁて思い始めた。
香川に住んでいた私には夢のまた夢。

高校生の頃、大学は東京に出ることを決めた。私のやりたいことはきっと東京に全部ある。あの時のキラキラした気持ち、いつまでも忘れたくない。

テレビが私を助けてくれたように、私もテレビで誰かを助けたいなぁ、笑顔にしたいなぁ、そう思ってテレビ業界を志望。

でも大学受験は失敗して、滑り止めの大学へ。
テレビ業界が遠のく。

浪人すればいいものを、早く東京に出たくて上京。
選考はメディアについて学べる社会学。ゼミもメディア研究ができるところ。

大学1年生は夏も冬も留学をして、国際交流が楽しかった。
その頃、テレビ番組制作のインターンに参加して、やっぱりテレビが好きだと思えた。

でも他の業界も見ないと。そう思って色んな業界のインターンや会社訪問をしていた頃。
1人の社会人に「やっぱりテレビの世界に入りたくて…。」と、ポロッと相談した。
その人は全く関係のない私の話を、親身になって聞いてくれた。

その時、テレビへの想いがブワーッと溢れ出して、諦めたくないなと思った。

私の大学じゃ厳しいのは分かってるし、ホワイトじゃない世界なのも分かっている。

その社会人は「納得いくまで動いてみな」と言ってくれた。

そこから私はとにかく今のうちに動けることは全部やると決めて、テレビ関係のアルバイトを片っ端から応募。最初のうちは中々うまくいかなかったけれど、今では箱根駅伝の密着番組の制作に少し関わったり、朝の某番組のデスク補助をやったりと「やればできるじゃん!」と自分を褒めたい(笑)。

でも、全然まだまだ。
自分が今できることは全部挑戦したいし、チャンスを自分で作って掴み取りたい。

就活を始めたら、志望する仕事は変わるかもしれない。もっと適した仕事があるかもしれない。けれど今の私はテレビ業界の仕事に、私の全てを尽くしてみたい。

バイトのペーペーが何言ってるんだ!て感じだけど、「意志あるところに道は開ける」だと思っている。これはリンカーンの言葉で、私の大好きな長距離選手の座右の銘。

テレビ業界を「憧れ」だけで終わらせたくない。その意志を持っていなければ何事も達成できないはず。たとえ将来どんな職業に就いていても、あの時頑張って良かったなぁと思えるように、今を精一杯頑張ろう。

こんなテレビ業界にゾッコンな私が、どんな就活をするのか乞うご期待!

☆編集後記

今回の【ゆり子のホンネ 第2話】は以上です。

就活って不安じゃないですか?
納得できる就活ができるのか、周りの人はどんな就活をしているのか。
そんな学生目線の就活のリアルをさらけ出します。

次回もお楽しみに!

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