職サークル

内定が出る12のヒミツ

01.ゴウセツ(合同説明会)とのうまい付き合い方

職サークル運営事務局・株式会社パフの社員(2009年入社)の学生時代の経験談から、合同説明会に参加する際に注意してほしいことをお話します。

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アメリカ留学での経験で「サラリーマン=人生の墓場」という偏見・誤解がなくなり、ようやく「就職」を意識し始めたのは、3年生の時。

2009年卒の就活は「売り手市場」と言われていた。今と比較すると信じられない話だが、企業が応募者を集めるのに必死だった時代だそうだ。

また、「○月から就職活動スタート」というような規制もなかったので、夏からインターンフェアのイベントが開始し、10月にはナビがオープン、そして合同説明会やプレセミナ―がガンガン開催されていた。

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僕の「就活デビュー」は3年生の7月。池袋サンシャインで行われたインターンフェア(合同説明会とほぼ同じようなもの)だ。

留学をしたので1年留年扱いになっていた僕の同期はすでに4年生。彼ら曰く「3年生の夏からインターンに」ということで、同じく留学をしていた友人と、とりあえず行ってみたのだった。

開演少し前につくように駅から会場へ歩いていると、会場に辿り着かないうちに、長蛇の列が見えた。どうやら、入場規制をしているらしい。

「私服で気軽に」と書いてあったので私服で来たが、半分以上の学生がスーツ姿だった。「スーツで来てよかったあ。スーツのほうが無難じゃね?」と列の後ろのやつが言っていた。

当時留学から帰ったばかりでアメリカかぶれしていたに僕は「別にここで選考するわけじゃないんだし私服でいいって書いてあるんだから関係ないだろ。
無難だからみんなと一緒って、つまんない考え方だな」と心の中で思った。

開場とともに学生がなだれ込む。友人とは集合時間を決めて別れた。それにしても、こんな混雑は1年生の時に行った花火大会以来だ。移動すらままならない。田舎者なので、人がたくさんいる場所は無条件で居心地が悪い。

とりあえず知っている会社を回ろう。新聞・テレビ局・総合商社・メーカーなどなど…某大手玩具メーカーも回った。そこにいた人事と、トイレで偶然となりになった。その人が人材コンサルタントの常見陽平さんだとわかったのは社会人になってからだった。

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もともと、就活って何なのかよくわからなかったのだが、参加してみたら、もっとよくわからなくなってしまった。

インターンの合同説明会と聞いていたが、中はお祭りの夜市のようであった。
きらびやかな装飾がされたブース。会場にはなぜか芸能人。オトナはみんな優しくしてくれて、文房具やメモやクリアファイルがタダでもらえた。ブースを回ると、チケットがもらえて、それを会場の飲食コーナーで食べ物に交換できた。

一方、参加している学生は手をつないだカップルや、5人くらいで一緒に行動している金髪&ピアス集団。開始早々休憩コーナーで友達とだべっている人もたくさん。「この後ご飯でもいきませんか」とナンパしている輩もいた。

そして、ブースでの説明もよくわからない。人が多すぎて声が聞こえない。
押し合いへしあいして、席を何とか確保したが、商品の紹介をするだけだったり、会社概要や沿革を映写して読みあげるだけ。そんなの、資料配布すればいいじゃないか…

残ったのは猛烈な徒労感。
「何のための場なんだ、ここは。就職ってなんなんだ」

あほらしくなって、インターンの応募は一社もしなかった。

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8月に別の合同説明会に行く時は、こんなことに気をつけるようにした。

1.知らない会社のブースに行く
イメージや固定概念がなく自分にとって未知のものなので、薄い情報でも新鮮で、気づきが多い。

2.空いているブースに行く
人事の方と1対1で話せる事もあった。多数に向けて話すのと、1対1で話すのでは、聞ける情報の密度が全く違う。

3.終了後、個別に必ず質問をする
個別に質問をすれば、より突っ込んだ内容を聞くことができる。

4.なるべく一人で行く
友達と徒党を組まず一人で行くほうが、自分で考えて行動するし、知り合いもできやすい。

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特に、社会人と1対1で話をするのはとても楽しかった。

しかも、本当なら自分から企業に訪問しないと会えないところを、なんと合同説明会では社会人が1か所に集まってくれている。

最初は何と不毛だと思った合同説明会も、うまく活用すれば、たくさんの社会人と話せる場になりうる。ちょっとした快感を得た瞬間だった。

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みなさんは、合同説明会に何を期待していますか。
どんな場所でも自分なりの目的をもって参加すると得られるものも違います。

参加前にぜひ一度、その目的を考えてほしいです。

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