職サークル

内定が出る12のヒミツ

8-03.営業職5軸分析!

●営業の存在意義
営業って、どの企業にも存在する職種ですが、どんな仕事をしているか知っていますか?
営業は、会社と世の中をつなぐいわば「血管」の役割をしています。

<動脈>
・顧客を創造し、市場に製品・サービスをもたらす
<静脈>
・市場から代金を回収する
・市場から情報収集し、企業に持ち帰る

●営業を「経験しておけ」と言われるのはなぜか?
それは、「営業経験は多くの仕事に応用できる」からです。
営業によって身につく代表的なスキルを並べてみました。

<実務スキル>
・問題を発見する
・対策を考える
・提案する
・説得する
・相手視点
・WIN-WINの関係を構築する

これらのスキルが身についていると、購買、企画、広報、人事(採用)など、他の業務に
ついても大抵応用が利きます。新人の配属先に営業が多いのは、このように幅広いスキル
を身に付けさせるという意味があります。

●よくあるイメージ
しかしその重要さに比べて、営業の仕事にはネガティブな印象がつきまとします。
ノルマが辛い、顧客の言いなり、ストレス、押し売り、気合・体力勝負、話し上手でない
とダメなどなど…
なぜネガティブなイメージが付きまとうのでしょうか。たいていは、
・食わず嫌い
・ミスマッチ
が原因です。企業は一社一社個性がかなり違います。営業と聞いてひとくくりに考えてし
てしまってはとてももったいないです。
では、本当に合う会社は、どうやったら見つかるのでしょう?

●営業を知るための5軸分析
各社の営業職を研究する時は下記の5軸に気をつけて見てみるとよいでしょう。
これらの5軸が異なると、同じ営業としてひとくくりにしていいのか!?と迷うほど、企
業ごとに働き方が異なります。

①商談相手
・法人相手?
・個人相手?
②ターゲット
・新規開拓中心?
・ルート営業(既存顧客の対応)中心?
③営業スタイル
・チームで営業を進める?
・ほぼ一人で営業を進める?
④商材
・無形(サービス)?
・有形(製品)?
⑤単価
・高額?
・低額?

<業種による営業形態の違いの例>

■■■■■■【図】■■■■■■

●「あなたに合う会社」を選ぶために気を付けること
なんとなく知っている企業、知名度のある企業を選ぶのではなく、業務内容までしっかり
調べてそこに意義を感じる(合う)企業を見つけることです。

そのために、
◆世の中にどんな会社が存在するか?
◆それぞれの会社は、世の中のシステムの中でどんな役割を担っているか?
 ・誰に対して、どんな価値を提供しているか?
 ・誰からお金をもらっているか? 
◆自分は、どんな事業(お金の儲け方)に意義を感じるか?
を、振り返ってみてください。
そして、意義を感じることができた会社(あなたに合う会社)を集中して受けるようにし
てみて下さい。
今回提示した5つの軸は、このことを考える大きなヒントになります。

お客様や世の中に、本当に必要とされているもの(≠望んでいるもの)がわかると、お客
様を幸せにすることができ、利益を上げられる(社会に価値を提供できる)ようになりま
す。
そして、「自分に合う会社」に入れるといきいきと働くことができます。

業務の中身を知らないまま、なんとなく応募先を選んでいないか? 同じ業界に属する企
業はどこも同じと考えていないか? もう一度、考えてみてください。

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