職サークル

内定が出る12のヒミツ

04.システムエンジニア職5軸分析!

●SEの存在意義
まずIT業界について見てみましょう。
総務省の調査によると、日本の産業で最大の市場を持つのは情報通信(IT)産業であり、この業界を支えているのはシステムエンジニア(SE)です。

<実質国内生産額の産業別構成比率>
出典:「ICTの経済分析に関する調査」(総務省)

皆さんが日常接するインフラを見ても、ITはそこかしこで使われています。
・非接触型ICカードシステム(乗車カード、電子マネー)
・ATM
・ECサイト
・業務管理システム
…などなど。
SEがいてくれるからこそ、普段の生活が成り立っているわけです。

●よくあるイメージ
しかし、その重要さに比べてSEの仕事にはネガティブな印象がつきまとします。
…3K、コンピュータとにらめっこ、忙しい、理系じゃないとダメ……

なぜネガティブなイメージが付きまとうのでしょうか。たいていは
・食わず嫌い
・ミスマッチ
が原因です。企業は一社一社個性がかなり違います。SEと聞いてひとくくりに考えてしてしまってはとてももったいないです。
では、本当に合う会社は、どうやったら見つかるのでしょう?

●IT業界研究のための5軸分析
IT業界の企業を研究する時は下記の5軸に気をつけてIT企業を見てみるとよいでしょう。
これらの5軸が異なると、同じIT業界とひとくくりにしていいのか迷うほど、会社の社風も異なります。

①所属する業界カテゴリはどこ?
・メーカー系:ハードウェアのメーカーが親会社
・ユーザー系:金融・商社などシステムユーザーが親会社
・コンサル系:経営コンサルティングを行う会社
・独立系:親会社を持たない会社

②カバーする・得意とする業務領域はどこ?
<SEの一般的な業務フローに見る業務領域>
【営業】:ヒアリング、企画
  ↓
【要件定義】:何をどうしたいかを決める
  ↓
【設計】:機能・性能を決める
  ↓
【開発】:作成
  ↓
【導入】:テスト、環境整備
  ↓
【保守・運用】:維持

③どのようなサービス提供方式?
<開発方式の例>
・個社開発:顧客1社1社の業務特徴や経営課題に会わせて、カスタマイズされたシステム(オーダーメイド)の提供。
・パッケージ:決められた一定の機能を持ったシステム(既製品)の提供。
・ASPサービス:いわゆるクラウド。アプリケーションソフトの機能をネットワーク経由
で提供。ソフトをコンピューターにインストールする必要がない(レンタル)。
…など

④単価は?
・高い?
・低い?

⑤ユーザーは誰か?
・個人対象のサービスを扱っている?
・法人対象のサービスを扱っている?

●「あなたに合う会社」を選ぶために気を付けること
なんとなく知っている企業、知名度のある企業ではなく、業務内容までしっかり調べてそこに意義を感じる(合う)企業を見つけることです。

そのために、
◆世の中にどんな会社が存在するか?
◆それぞれの会社は、世の中のシステムの中でどんな役割を担っているか?
・誰に対して、どんな価値を提供しているか?
・誰からお金をもらっているか?
◆自分は、どんな事業(お金の儲け方)に意義を感じるか?
を、振り返ってみてください。
そして、意義を感じることができた会社(あなたに合う会社)を集中して受けるようにしてみて下さい。今回提示した5つの軸は、このことを考える大きなヒントになります。

「自分に合う会社」に入れると、いきいきと働くことができます。
お客様や世の中に、本当に必要とされているもの(≠望んでいるもの)がわかると、お客様を幸せにすることができ、利益を上げられる(社会に価値を提供できる)ようになります。

業務の中身を知らないまま、なんとなく応募先を選んでいないか?同じ業界に属する企業はどこも同じと考えていないか?もう一度、考えてみてください。

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